2009年1月22日木曜日

1/22(木) 市場関係者の見通し

日経平均 8,051.74  △150.10
為替(17時) 89.28-31円/米ドル
 100年に一度の事態といわれている世界経済は、オバマ米新大統領による具体的な景気対策、金融危機対策に期待が高まっている。昨年のリーマンショック以降、世界経済にとって明るい話題は皆無なだけにその期待感は大きい。
 昨年11月以降、NYダウでは8000ドル前後から9000ドル前後、日経平均では8000円前後から9000円前後でのもみ合いは続いている。 市場関係者による2009年の株式市場の見通しの多くは、2009年前半は景況感の悪化で株式市場は下値模索(例えば日経平均で6000円~7000円前後)、年後半は各国の景気刺激策が効いてきて、市場は上昇するのではないか、との見通しが大多数だ。株式市場は6か月から12か月程度の景気の先行指標と言われており、足元の景気後退や業績悪化は相当部分織り込んでいると思われる。大方の見通しとは裏腹に、最近皆無だった世界経済に対する明るい話題=オバマ新大統領による具体的な政策が発表されると、大方の予想とは逆に、株式市場は意外と堅調になるのではないか。

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