2009年3月20日金曜日

3/20(祝) やっと景気対策が実感できた

NYダウ 7400.80 ▼85.78
為替(NY19日終値) 94.45-55/米ドル
 3連休初日の20日、高速道路料金の値下げが東京湾アクアラインと本州四国連絡高速道路で一足早く始まり、値下げ料金が適用される土日祝日は、上限1000円で通行できるとあって、アクアラインの通行台数は先週末に比べ35%増え、海ほたるパーキングエリア(千葉県木更津市)は多くの家族連れや観光客で混雑し、本四連絡道を使った車も昨年の約2倍とゴールデンウイーク並みだったようだ。
 昨年9月のリーマンショック後、急速に景気が冷え込み、昨年10-12月の国内総生産(GDP)が▼12.1%となったが、政府の対応は後手後手で、国民のマインドを少しでも好転させるような政策は今まで皆無であった。今回の高速道路料金値下げや今後支給される定額給付金が景気対策として効果的かは疑問だが、やっと景気対策が実感できた日であった。しかしながらIMF(国際通貨基金)が2009年の日本のGDP伸び率は▼5.8%と予想しているように、日本経済を少しでも浮揚させるには国民と政府との信頼関係に基づいた上で、将来の日本のあるべき姿を見据えた経済対策でなければ、国民のマインドをchange出来ないし、経済成長も難しいであろう。

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