2009年3月18日水曜日

3/18(水) 戻り売り、空売り

日経平均 7,972.17  △23.04
為替(17時) 98.54-57円/米ドル
 17日の米株式相場はダウ工業株30種平均で前日比△178.73の7395.70と2/19以来、約1カ月ぶりの高値で終えた。住宅着工件数が8カ月ぶりに前月比で増加し、58万3000戸と市場予想(46万戸)を大幅に上回ったことが上昇の要因だった。
 昨日の米国市場が大幅高となったことから、日本市場も買い先行の始まりとなり、日経平均は8,000円の大台を上回り8054円まで上昇したが、その後は戻り売りや新規の空売りなどもあり、結局8000円は維持できずに取引を終えた。3/10に直近安値の7062円まで下落後、今日までの6営業日でちょうど1000円の上昇(約△14%)で、戻り売りとともに新規の空売りも増加したのではないだろうか。この水準からは景況感の改善が現状見られないとの見方から株価は伸び悩むとの見方も根強いが、当社では今週中に米官民共同のバットバンク構想や、4月上旬の金融サミットに向けた各国協調の財政出動による景気対策への期待から、この水準での空売り筋の買戻しを中心とした上昇局面が少なくとも月内は期待できるのではないかと考えている。

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