2009年3月14日土曜日

3/14(土) 1、2ヶ月単位でのセンチメント①

NYダウ 7223.98 △53.98
為替(NY13日終値) 97.96-98.06/米ドル
 サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長は13日、「世界経済の非常にかなりの部分において、一時的な財政拡大余地がある」と述べ、当面は各国の財政出動による景気対策への期待感が、持続性があるかは疑問だがマーケットを好転させている。NYダウも4日間で約10%上昇している。当社ではこの上昇局面が少なくとも4月上旬までは続くのではないかと考えている。リーマンショック後のマーケットは世界経済の先行き不透明感から軟調な展開が続いているが、上昇局面としては、11月上旬の米オバマ大統領選出、1月のオバマ大統領の就任、そして今回の世界協調景気対策期待と、下値は切り下げているいるが、1、2ヶ月単位で上昇局面が来ている。中長期的に純投資を行う投資家は様子見をしている投資家が大半だと思われるが、最近の市場参加者の中心はヘッジファンド等の短期的な売買を行う投資家と想定される。そのヘッジファンドの戦略の中で、マネージドフューチャーズ戦略が1、2ヶ月単位のセンチメント(投資心理)の変化を作り出している要因の一つだと考えている。

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