2009年3月16日月曜日

3/16(月) 金融株買戻し

日経平均 7,704.15  △134.87
為替(17時) 98.25-28円/米ドル
 米国金融安定化策の具体策として、官民合同の不良資産買い取り機構(バットバンク)に関して早ければ今週中に発表されるのでは、との見通しが強まり、米国株式市場は金融株が軒並み買戻しで上昇している。先週初には株価1ドル割れのシティは先週末1.78ドル(80%近く上昇)、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)も先々週安値で3ドル近辺だったが、先週末一時6ドルを回復(約100%の上昇)と買戻しが活発だ。1月上旬のオバマ大統領就任時の期待感から株価が堅調だった頃の株価は、NYダウで9000ドル、シティで7ドル台、バンカメで14ドル近辺という水準を考えると、今週中に金融安定化策(バットバンク構想)が発表され、金融不安が後退し、4月上旬の金融サミットでの金融不安の解消と、世界協調の財政政策への期待感から、金融株への買戻しを当面続く可能性が高い。特に売られた(大幅に下落した)銘柄ほどリバウンドが期待でいるのではないか。主力の金融株は日本でも1月の高値から直近安値で35%-50%近くげており、4月上旬にかけてさらなる買戻しによる上昇相場が期待できるのではないだろうか。

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