2009年2月20日金曜日

2/20(金) 米大手銀行国有化懸念vs金融安定化策

日経平均 7,416.38  ▼141.27
為替(17時) 94.12円/米ドル
 マーケットは2/10の米国金融安定化策の骨格が発表されて以来、金融株を中心に軟調な展開が続いている。シティは発表前は株価約4ドルだったが、昨日は2.5ドル(約▼37.5%)、バンク・オブ・アメリカは約7ドルから4ドル割れ(約▼42%)と、不良資産と業績不振による国有化懸念から大きく売られている。大幅な株価下落はパニック売りに近い状況にまで進展しており、まさに待ったなしの状況で、今日のNY市場の動向から目を離すことはできない。
 オバマ大統領は就任式で「大胆かつ迅速」に経済対策を講じると述べた。金融システム問題は非常に複雑であるため、拙速で場当たり的な対策は打てないのは当然で、慎重に進めるべきだが、主要銀行株の下げが極端に進んでいるため、かなり早い段階で金融安定化策の詳細を発表しなければ、オバマ政権とFRB(米連邦準備制度理事会)に対する期待と信頼が揺らぐことになってしまう。これはマーケットと政府・FRBとのスピード勝負である。当社では米政府・FRBが有効な金融安定化策を発表し、一旦はマーケットの下落に歯止めをかける展開になると予想している。

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