2009年2月1日日曜日

2/1(日) 最近のマーケット動向

 昨日のNY株式市場は、取引開始直後は第4四半期の米国GDP速報値が、エコノミスト予想は年率換算で-5.4%に対し、実際は-3.8%と予想ほど弱い数字ではなかった。NY株式市場の寄付はその発表を受け小高く始まった。しかしながら、CNBCテレビが国による不良債権買い取り機関(バッドバンク)設立に関して、バッドバンクをどう機能させるかをめぐり米政策当局者の間でコンセンサスは得られておらず、構想そのものが進展しない可能性がるあるとの報道から、シティが9%下落するなど、金融株を中心に引けにかけて売られ、NYダウも▼148ドル下げほぼ安値圏で引けた。
 株価材料としてはGDP速報値のほうが実体経済を表す重要指標であると思われるが、バッドバンク構想に関するメディアの報道はあくまで不確実性のある観測報道であるが、株式市場は後者に大きく反応した形だ。それだけ株式マーケットは政府による金融安定化に向けた政策頼みの相場になっている。オバマ大統領、ガイトナー財務長官は「大胆かつ迅速に」対策を講じると就任式で表明している。もちろん株式市場は一つの材料だけで変動しているわけではないが、観測報道でこれだけマーケットが変動するのなら、バッドバンク構想を含め、金融不安を落ち着かせる可能性のある政策が発表されたときは、強烈な売り方の巻き戻しによる株式市場の上昇もあるかもしれない。

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