2009年6月5日金曜日

6/5(金) 1-3月期に底打ち?②

日経平均 9,786.01  △99.05
為替(17時) 96.71-74/米ドル
 与謝野馨財務・金融・経済財政相は2日に、日本経済の需要不足が過去最悪の約45兆円に上った1-3月期に関し、「たぶんあの時期が底打ちの時期だと思う」と語り、実質的な底打ち宣言となった。最近発表の景気指標ではリーマンショック後の指標の急落が一服し、前月比で改善し始めたものが多くなってきた。株価も3月上旬以降堅調に推移しており、市場関係者の大方の見方も年内景気底打ち・回復局面となってきている。
 しかし、少し楽観的過ぎるのではないだろうか。一部回復している景気指標もほとんどが前月比の指標で、景気悪化が急速だったのであくまでその反動で、前年比で比較した場合、その水準はおおよそ-30%減程度の数字が多く、依然低水準である。また、欧米金融機関の不良債権問題や、東欧を中心とた国家レベルでの破たん懸念、各国の巨額財政出動のため、長期金利が上昇し景気回復への重しとなっている、などの懸念材料もいくつかあり、6月以降の投資に関しては、より慎重なスタンスが重要だと考えている。

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